「今日はこれを買いに行こう!」と思っていても、結局予定外のものまで買って無駄な出費をしてしまうことはありませんか?
「今日はこれをやるぞ!」と意気込んでも、結局色んなことに振り回されて目標達成できないことはありませんか?
今回は『無駄遣いをしがちな人や目標を達成できない人が習慣を変える方法』について書きます。
こういった人たちに足りないのは、非常にシンプルなことだと考えられます。あなたが子供の頃に経験した可能性のある、とあることをやれば悩みを克服できて習慣を変えられる可能性があります。
「買い物に行くと、いつも買うつもりのなかったものまで買ってしまう」
「その日にやりたい目標があるのに、忙しかったり別の用事に振り回されて結局達成できなことが多い」
そういった人は、良かったら読んでみて下さい。今までの習慣を変えるチャンスは意外と簡単かもしれません。
無駄遣いをする人や目標を達成できない人の行動原因を心理学的に分析
「今日はこれを買いに行こう!」と思っていても、結局予定外のものまで買って無駄な出費をしてしまうことはありませんか?または「今日はこれをやるぞ!」と意気込んでも、結局色んなことに振り回されて目標達成できないことはありませんか?
そうなってしまうのは、『必要な物事を頭の中だけで覚えている(つまり、記憶だけに頼っている)』のが原因である可能性があります。
ヴァージニア大学の心理学者であるティム・ウィルソン氏とハーバード大学の心理学者であるダン・ギルバート氏が以下のような面白い実験をしています。
⇓
スーパーに来たお客さんに無作為に声をかけ、「空腹ですか?」とたずねた上で、なにか買う予定かを教えてもらう。
「はい」と回答した客はAチーム、「いいえ」と答えた客はBチームと分けた。Aチームの方が、アイスやポテトチップなど予定になかった商品を多く買った。
今度は「買い物リスト」を紙に書いてから入店してもらう。
すると、AチームBチーム問わず予定外の買い物はほとんど無くなった。
つまり、計画を持たずに記憶を頼りにすると誘惑に弱くなる、ということです。あなたは自身の記憶に頼り切っていませんか?
悲しいことに、人間は状況に合わせて都合よく必要なものをごまかす癖があるようです。これは買い物に限らず、その日にやりたかった事ややるべき仕事などにも言えることだと思います。
また、『1つの誘惑に負ける人はあらゆる誘惑に負ける』という仮説が、スタンフォード大学の心理学者であるエッベ・B・エッベセン氏の実験よりたてられています(詳細は以下の記事で)。
つまり、無駄遣いや目標達成できない悪習を断たない限り、今後様々な誘惑に負け続けてしまう危険があるということです(;'∀')
無駄遣いや目標達成できない人の人生を変える簡単な行動を心理学的に考察
無駄遣いや予定外のことに振り回されて目標が達成できない人の人生を変えるには、『頭の中で必要と考えていることをごまかせない仕組み』が必要です。そうすれば誘惑に勝ちやすくなります。
簡単にできることは、先述した実験のように『紙にリストアップしておくこと』だと考えられます。
あなたが子供のころ、親におつかいを頼まれた際に『買い物リスト』を渡されませんでしたか?その紙に書かれたものを買ってくれば、おつかいは成功ということで親に褒められていたことでしょう。
無駄遣いを防ぐ買い物以外にも応用できます。自分は仕事でよく使いますが、『今日やるべき仕事』を前日に書いておくことで、迷うことなく集中して仕事に取り組めます。
ちなみに自分もリスト化する前は急に来る案件に振り回されて、やるべき仕事に全く集中できない日々でした。。。
より強力にするには、『時間を設定すること』が有効だと思います。
⇓
参考記事:【できない仕事を変え、時間管理にも有効!_その2】ほぼ定時退社を実現して充実した人生にするコツ - ズレてて面白雑多な研究記録
このように頭の中の記憶だけに頼るのではなく、記憶を実際に紙に文字として書き起こすのが重要なのではないでしょうか?
簡単な単語だけでも書き起こすことで、今まで振り回されていた誘惑に勝てるチャンスなのです(*'▽')
「やるべきことを思いついても、常に紙に書ける状況とは限らない」ということもあると思います。特に電車内や人との立ち話中は難しいですよね。。。
しかしそんな状況でもすぐに書け、いつでも携帯できるメモ帳があったら便利ではありませんか?
薄いメモ帳を携帯していれば、「せっかく思いついたのに忘れた」という悲劇ともオサラバです(*'▽')
⇓
【面倒くさがりでも飽きないただ1つの文房具!】いつでもどこでも瞬間的に書けるメモ帳【より便利な使い方・作り方も紹介】 - ズレてて面白雑多な研究記録