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【あなたの目標、諦めないで!】心理学の研究から考える、目標達成までのモチベーション管理3つのコツ

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目標を立てて頑張ってみたはいいものの、なかなか達成できない。それどころか目標に近付いているのかさえ分からない。。。

目標を立てるのもコツが要りますが、目標達成するまでも大変ですよね(;'∀')


今回は『目標達成までのモチベーション管理のポイント』について心理学的に考察してみます。

「目標を立てたは良いけど、達成するまでモチベーションを保つのが難しくていつも挫折する・・・」という方は多いと思います。そこで、モチベーションを上手に管理するコツを心理学の研究から考えてみようと思いますので、良かったら読んでみて下さい。


打つ手なしと思わず、心理学という観点から対策を練るのも良いかもしれませんよ(*'▽')

あなたの目標が駄目になるかならないかなんだ、やってみる価値はありますぜ!!

達成できる『目標設定』の簡単なコツを知りたい方は以下の記事を先に読んでみて下さい。

【簡単に3つだけ】心理学の研究から考察する、達成できる目標を設定する際のポイント - ズレてて面白雑多な研究記録



【簡単な3つ】心理学の研究から考える、目標達成までのモチベーション管理のコツ

ここでは、すぐに実践出来そうな3つを紹介します。

ポイント①モチベーション管理で大事なのは他人と比べないこと

心理学の研究によると、目標達成の瞬間まで粘り強くモチベーションを維持するには、他人と比べるよりも自分自身と戦う方が良いそうです(*'▽')

『エイムズの実験』という面白い実験があります。詳細は以下の通り。

被験者である男の子に2人1組になって課題を解いてもらう。そして課題を解き終えるたびに2人の成績が発表される。その際、

Aチームの子たちには「成績が良かった方にご褒美をあげる」と伝える。
Bチームの子たちには「勝ち負けは無く、2人には研究に協力してくれたご褒美をあげる」と伝える。

その結果、自分の成績を振り返る際にAチームの子たちは『自身の能力や運』と結び付けた子が多く、Bチームの子たちは『自分の努力』と結び付けた子が多かった。

この実験から、『自分自身との競争は意欲を生みやすいが、他人との競争の場合、結果によっては「自分はできる人間だ」という過信や「自分はできない人間だ」という諦めを生みやすくなる』ということが言えます。


同じようなことをしている他人が気になることはあるでしょうが、大事なのはそこで他人と比較してしまうとモチベーション管理が難しくなるということです。

「過去の自分と比べて今日の自分はどうだったのか?」

これを考えた方が他人との競争にならないので自分のやる気も維持できるのではないでしょうか?


僕も昔は他人の評価や他人の力量が気になって仕方がありませんでした。しかし同じように他人を気にしている人は意外と多いのかもしれません。むしろ、自分自身と戦っている人は少ないとさえ感じます。

自分自身との戦いは孤独に感じることもあるけど、気持ちの浮き沈みが小さい分モチベーション管理は簡単ですよ(*'▽')

参考記事【他人に意識向きすぎでは?】気楽に人生を楽しみたい人のためのモチベーションの上げ方 - ズレてて面白雑多な研究記録

ポイント②目標の達成までの道のりが見えるとモチベーション管理しやすい

コーヒーショップとかで貰えるスタンプカード。あなたも貰ったことはあると思いますが、スタンプカードの中には最初から1つか2つ、既にスタンプが押されているものもありませんか?

実はとある心理実験によって、『スタンプが既に押されているカードの方が、スタンプ数が上限に到達する(すなわち、無料で一杯などの特典を貰える)お客さんの数が増える』ということが判明しています。


その研究はコロンビア大学ビジネススクールで実施されたものです。

あるコーヒーショップで、スタンプカードを使った実験をした。

Aパターン:コーヒーを10杯飲むと1杯無料。
Bパターン:コーヒーを12杯飲むと1杯無料。ただしスタンプは最初から2個押されている。

Bパターンのスタンプカードを渡された人たちは、Aパターンのスタンプカードを渡された人よりもはるかに多く、無料の1杯を手に入れた。

この研究では、同じ10杯にも関わらずBパターンのスタンプカードを渡されて人たちの方が無料の1杯を手に入れています。これは『目標に近付いているという認識を持っているかどうかの違い』です。


なので、目標を設定したら目標達成に近付いていることが認識できるような工夫をしてみるのも面白いです。

例えば、目標からさらに小さい目標を1ステップずつに分けて書き出し、達成できたらその小目標を塗りつぶすかチェックマークを付けるなどはいかがでしょう?

ポイント③モチベーション管理が難しければ、ご褒美を予め用意しておく

色々試行錯誤しても、それでもモチベーション維持が難しい時があるかもしれません。そんな時に一時的ですが、モチベーションを高められる方法があります。

それはブレダ応用科学大学のジェーレン・ナウィン氏らの研究により示唆されています。

被験者たちに今の幸福度について点数を付けてもらう。

被験者が旅行の「計画」をするだけで幸福度は高まった。しかもその気分は平均して8週間(約2か月間)持続した。
しかし旅行が終わると、幸福度は瞬く間に普通レベルに戻った。

その旅行による幸福度が「最高」だった人も、2週間で元に戻った。

つまり、『ご褒美は人の幸福度を高めてくれるが、高めるのは計画している時だけであり、実現した後はほとんど効果がない』ということです。

こういう経験は多くの人がしているのではないでしょうか?例えば旅行を計画している時はそれだけでワクワクするし、決行の日が近づくにつれてモチベーションは最高潮になります。

「旅行前日がすごくワクワクするのはそういうことなんだな」と僕は腑に落ちました。


この心理実験から考えると、もし色々悲しいことがありモチベーション管理が難しい時は、少し先の未来(長くて2か月後)に自分へのご褒美を準備しておくのが良いのではないでしょうか?

一時的ではありますがモチベーションを急上昇させられるでしょう!

目標達成までのモチベーション管理のコツまとめ

心理学の研究から考える、モチベーション管理の簡単なコツをまとめると以下の3つです。

  1. 他人(周囲に居る人)と比較しない
  2. 目標を達成するまでの道のりが見える工夫をする
  3. 自分へのご褒美を予定しておく(2か月後くらいがベター)


目標達成までの道のりが遠いけどモチベーションをどう管理すれば良いか分からないという方は、これらの心理学的知識を参考にしてみて下さい。

「もしかして、目標の設定の仕方から見直すべきかも・・・」と感じた方は以下の記事も合わせて読んでみて下さい(*'▽')

【簡単に3つだけ】心理学の研究から考察する、達成できる目標を設定する際のポイント - ズレてて面白雑多な研究記録

この記事の参考文献