『やるべきことを紙に書き出す』
これだけで出社直後から仕事に集中できるようになりました。でも自分の時間をより多くつくるには、もう少し工夫が必要なのです。。。
今回は『仕事が夜遅くまで終わらない苦しみから解放されるためのポイント』について心理学の研究をもとに考察します。
「バリバリ仕事をしているのに、なぜかいつも帰りは遅い。。。」という人は読んでみて下さい。
なかなか思うように仕事が終わらず、帰りが遅くなる原因は意外なところにあります。
思うように出来ない仕事を少しでも出来るように変えて、今までよりも自分の好きに時間を使えるようになれたらそれだけで幸せなものです(*'▽')
*この記事は続きものです。先に以下の記事を読んでからコチラを読むことで、より分かりやすく読めると思います。
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nukoshogun.hatenablog.com
- 【仕事のToDoリストは紙とペンのみ】心理学の研究から考える、早く退社するために注意すべきポイント
- 【30代理系会社員が犯したミス】定時退社のためのToDoリストに必要なのは『実施項目』だけでは無かった
- 【30代理系会社員の改善例】仕事が終わらない苦しみから解放されるためにやったこと
- この記事の参考文献
【仕事のToDoリストは紙とペンのみ】心理学の研究から考える、早く退社するために注意すべきポイント
以下の記事にもあるように、前日にやるべきことを書き出すだけで余計なことに振り回されにくくなり、朝から仕事に集中できます。
【心理学の研究で朝から人生を変える!】仕事が終わらないイライラから解放されるための第一歩 - ズレてて面白雑多な研究記録
「昨日までは覚えていた重要なことだけど、何をしないとだっけ?」
「さて、今日は何から始めようかな~?とりあえずメール見ようか?」
なんていう具合に、朝から時間を無駄にするような過ごし方とは無縁になることでしょう(*'▽')
しかし、貴重な自分だけの時間を守るために早く退社するには、実はまだ足りません。
何が足りないか?それは『優先順位』と『時間』です。これがポイントなのです。
そのうちの時間に関することですが、スタンフォード大学の心理学者であるエイモス・トベルスキー氏らの実験で面白い結果が出ています。実験は以下のようなものです。
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学生たちに「アンケートに答えて提出してくれたら、謝礼として5ドル支払います」と持ち掛ける。半数には「締め切りは5日後」と伝え、もう半数には提出期限を設定しない。
提出期限を設定しなかった学生たちの提出率は25%で、締め切りは5日後と伝えた学生たちの提出率は66%だった。
この実験では期限の設定の仕方によって目標達成できるかどうかが左右されるということが示唆されており、実際に期限を設定した方が行動を起こしやすいという結果になっています。
つまり、今までより早く退社するためには『優先順位』と『時間』から目を背いてはいけないということが考えられるのではないでしょうか?
【30代理系会社員が犯したミス】定時退社のためのToDoリストに必要なのは『実施項目』だけでは無かった
僕がやるべきことを紙に書き始めてから、確かに自分の仕事の取り掛かり方は変わりました。朝からメールチェックするのではなく、紙に書かれたことに従ってすぐに仕事へ集中できる習慣が身につきました。
これで人生が変わる!
そう思っていたのですが、実際は思うようにはならなかったのです。。。
問題点は以下の2つでした。
- 優先順位を書いてないので、優先順位を間違えて思わぬところで慌ててしまい自分のリズムが崩れる
- 1つの仕事にかける予定時間を書いていないので、特定の仕事に時間をかけ過ぎてしまう
この問題点があると起こるのは『朝は素早く仕事に取り掛かれるが、時間管理が甘いので退社時間が思ったより遅い』ということでした(;'∀')
せっかく良いスタートダッシュを切れたのに、帰りが遅いのでは自分だけの時間など守れません。
実施項目を紙に書くだけでは効果があまり無いということに気付いたので、それからは『実施項目』と『優先順位』と『予定時間』を書くことにしています。
【30代理系会社員の改善例】仕事が終わらない苦しみから解放されるためにやったこと
『優先順位』と『予定時間』を書くようにしたら、以下の結果が得られました。
- 優先順位を書くようになって、仕事の最終目的に至るまでのステップも考えられるようになった
- 予定時間を書くことで自分の仕事にかける時間が分かるようになり、時間を設定することで集中力と効率が上がった
この時に気付いたのですが、仕事の効率を上げてほぼ定時退社を実現するには『時間と向き合う』ことは避けられないのですね。
自分は時間を設定したり優先順を決めることに苦手意識がありました。
しかしだいたいでも良いから紙に書いておくだけで自然と意識できるようになり、自分の仕事の生産性を上げられるようになりました。
先ほど紹介したエイモス・トベルスキー氏らの心理学の研究の通り、時間(期限)を設定することで集中力が上がって目標達成率が上がるのかもしれません!
「自分の仕事がなかなか終わらない。。。」という人は、少しだけでも『時間と向き合う』ということを意識してみるのが良いと思います。
仕事終わりにジムでトレーニングしたり気になるレストランで食事したり、読書やゲーム等の趣味に使える時間が増えると、それだけでより幸せになれますよ(*'▽')