ゼロからの業務効率化ノート

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【小さなことでもこんなに凄い!】ギブアンドギブが引き起こす良い効果を4つまとめてみた

吾輩はぬこ将軍である。読書している時、他の本でも書かれていたことを見るとニヤリとしてしまう。

それだけ重要なことであり、良いことの共通点なんだなと思うのである。


なかでもよく見るのは、『ギブアンドギブ』という言葉である。ギブアンドテイクではない、ギブアンドギブである。

ビジネス本や自己啓発の本などでよく見るギブアンドギブだが、それが具体的にどういう効果をもたらすのか?

それは本によって色々書かれており、どうやらギブアンドギブにはとてもない効果があるらしい。


というわけで今回は『ギブアンドギブの効果』についてまとめてみた。

「ギブアンドギブって、与えるだけで何も返ってこないじゃん!」

「ギブアンドギブにはどんな良いことがあるの?」

そう感じた人は是非とも読んでみて欲しい。


読んだらあなたもギブアンドギブしたくなるだろう。

まずギブアンドギブってどんな意味?

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実はギブアンドギブの定義も、本によって少し定義が違っていたりする。しかし底にあるのは、『とにかく相手のために何かをしたり与えると、そのうち自分にも返ってくる』ということである。

もちろん、見返りを求めてはいけない。見返りを求めてしまうとそれは『ギブアンドテイク』になる。


ではなぜとにかく与えることで自分に恩が返ってくるのか?


吾輩の愛読書『アウトプット大全』によると、それは『返報性の法則』という、「人に親切にされるとそのお返しをしなくてはいけない」という心理状態が働くためらしい。

身近な例だと、バレンタインデーにチョコを貰った時にはお返しに何か返さなきゃと思うし、会社の同僚が仕事を手伝ってくれた時には今度は自分が何か同僚にしてあげようと思う。

実は普段から『ギブアンドギブ』は身近で起こっているということに気づいた。

ギブアンドギブが引き起こす良い効果

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ではここから具体例を書いていく。ここを読むことでギブアンドギブが起こす素晴らしい効果に驚き、あなたもすぐに実践したくなると思う。

①取引先からの信頼を得てビジネスで成功する

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「ビジネスなら、ギブアンドテイクじゃないの?」と思うかもしれない。しかし、ビジネスの世界でもギブアンドギブは通じるようだ。

相手の欲しがっているものやメリットをとことん追求して、とことん喜んでもらう。出し抜こうなどと考えなくても、ギブアンドギブを意識していればビジネスでも成功できるのである。


『絶対大金持ちになる 死ぬまで働かされる人生からの脱出法』の著者である菅下清廣氏も、会社員時代にギブアンドギブを徹底。取引先の欲しい情報を与え続けたことで、とある取引先から驚くほどの大口注文を頂けたそうだ。


『絶対大金持ちになる 死ぬまで働かされる人生からの脱出法』では、本のタイトルとは違って実はお金だけでなく心も豊かになるための心構えが書かれていると感じたので、今までの人生を変えたい人は気軽に読んでみて欲しい。

参考記事お金も心も豊かな人生に変えたいと思ったらサクッと読める本【絶対大金持ちになるの書評】 - ぬこ将軍のひとり冒険の書

②あなたの身の回りに味方が増える

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ギブアンドギブといっても、何か特別なことをする必要はない。

例えば会社の同僚の仕事を手伝ったり、後輩に飲みものやお菓子を差し入れたりなど、ありきたりなことや小さなことで全然問題ない。


さりげなくそんな習慣を続けていれば、「いつも気にかけてもらっているな」という好印象を周囲に残すことが出来る

そうして自分の周りには、自分のことをよく思ってくれる人、即ち味方が増えていくようだ。


メンタリストのDaiGo氏は自身の著書『好きをお金に変える心理学』にてこう書いている。

事前に身近にいる人たちを味方にすると、マネタイズに向けて「好きなこと」に集中したいとき、周りがサポーターになってくれます。

~だからこそ、自分に味方してくれる人、極端にいえば、贔屓してくれる上司や先輩を育てておくことが、とても重要です。

引用元:「好き」を「お金」に変える心理学


『好きをお金に変える心理学』では、好きなことに集中して無限にお金を生み出し自由に幸せに生きるために大切なことを論理的かつ分かりやすく解説しているので、好きなことでお金を稼ぐことに興味がある人は読んでみて欲しい。

参考記事【好きをお金に変える心理学の書評】『好きなことを仕事にして生きていく』という考えを変えてくれる本 - ぬこ将軍のひとり冒険の書

③あなたからの依頼を快く引き受けてくれる

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前項の『味方が増える』に似ているが、樺沢紫苑氏の著書『アウトプット大全』によると、ひたすらにギブアンドギブをすることで、あなたが本当に困っている時に協力してくれたり助けてくれる人が現れるそうだ。

普段から親切にしていれば、相手は「あなたにお返ししたい」という気持ちが湧いてくる。そんな時にあなたから頼みごとをすれば喜んで引き受けてくれるだろう。


『アウトプット大全』は自分の成長や日常の変化に繋がるアウトプットの手法が丁寧に解説されており、吾輩一押しの本である。

アウトプットに関する驚きの真実が知りたい人は是非とも読んで欲しい!

④幸せな気分になれる

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これまでビジネスで成功するとか、周りに味方が増えるとか、依頼を快く受け入れてくれるとか書いてきた。

しかし一番実感できる良い効果は、『幸せな気分になれる』ということだと思う。


人に親切にすると相手は嬉しい気持ちになり、相手の喜ぶ顔が見れる。

そんな様子を見ると自分自身も良い気分になり、その時にふと『幸せ』も感じる

そんな気はしないだろうか?


『10年後、後悔しないための自分の道の選び方』を書いたボブ・トビン氏も、人に親切にすることは自分が幸せになるために効果てきめんと書いている。


『10年後、後悔しないための自分の道の選び方』では、今の生き方・働き方に疑問や不満がある人は読んでみると新しい道が開けるかもしれない。

特に『幸せマニュフェスト』は読んで欲しい。先述の『親切にすること』も幸せマニュフェストの1つだが、他のマニュフェストも是非チェックしてほしい。

参考記事迷い悩んだ時、人生を変える優しいきっかけを与えてくれる本【10年後、後悔しないための自分の道の選び方の書評】 - ぬこ将軍のひとり冒険の書

ギブアンドギブは誰でもすぐに始められ、人生が変わるきっかけになる

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ギブアンドギブの効果をまとめると以下の4つである。

  • 取引先からの信頼を得てビジネスで成功する
  • 身の回りに味方が増える
  • 依頼を快く引き受けてくれる
  • 幸せな気分になれる


ギブアンドギブを始めるには準備など必要ない。

むしろ高価なプレゼントをいきなり渡すと「この人、下心があるの!?」なんて疑われるかもしれないので、自分がさりげなくできて相手のためになることをひたすら実践し続けるのである。


お菓子やジュースを奢ってあげたり、ちょっとしたことを手伝うとかで良い。吾輩も会社で後輩の作業を手伝ったり、たまにお菓子をあげたりしている。

相手が嬉しそうにしているのを見ると、何も返されていないが自分もそれだけで嬉しく感じる

ギブアンドギブをすると、今までの人生を変えるきっかけが待っているのかもしれない。