最新科学の研究によれば、人間の記憶力は鍛えれば向上するとのこと。
そしてただ知識を得るだけでなく、知識を得た後にある行動をすることでさらに記憶力を高められるようです。
今回は『記憶力を向上させるコツ』を心理学と脳科学の研究から考察してみます。
以下の記事の続きなので、まだ読んでいない方は先に以下の記事から読んでみて下さい。
【ワクワクと予想外が重要】心理学と脳科学の研究から考える、人生を変える記憶力向上の2つのコツ - ズレてて面白雑多な研究記録
「自分の記憶力が悪いのは生まれつきだから仕方がない。。。」
そんな風に諦めていませんか?実は記憶力は、コツを習慣化させれば向上できます。
自分の記憶力に悩んでいる方は良かったら読んでみて下さい。
心理学と脳科学の研究から考える、より記憶力を向上させるコツ
より記憶力を向上させるコツですが、脳科学的に言うと『シナプスのLTP(長期増強)』です。
具体的には、『覚えた知識を繰り返し書いたり声に出したり、誰かに説明する』です。つまり、『知識を得て終わりではなく、実際に使ってみる』ということです。
例えば自転車の乗り方や野球でのバットの振り方を説明されても、何度も練習しないと自転車を乗りこなしたり上手に球を打ち返すのは難しいですよね?
「そんな簡単な事?」という思うかもしれませんが、実際に知識を使うことが意外と出来ていない方が多いのではないでしょうか?(特に、誰かに説明するというのは)
最新の脳科学の研究によると、記憶力を更に向上させるには『シナプスを使い込んで鍛える』のが良いそうです。シナプスというのは、信号を神経細胞から他の神経細胞へ渡す部位のことです。
新しい知識を学ぶほどにシナプスの数は増え、神経ネットワークの数も増えるそうです。そして知識を繰り返し使うことでシナプスの機能(信号を受け渡す精度)が向上することをLTP(長期増強)と呼びます。
どうやらLTPが私たちの記憶力向上のカギを握っているようです。今後、何か新しい知識を学んだ際はすぐに使うように意識しておきたいものですね!
とはいえ「知識を誰かに説明するのは恥ずかしいし、失敗したらと思うと緊張してしまう・・・」と感じる方は多いと思います。
以下に2つ記事リンクを貼っておきます。『緊張への対処法』と『失敗から立ち直る方法』をぞれぞれ心理学の研究から考察した記事です。
読んで少しでも勇気が出たら、あなたの記憶力向上はもう目の前でしょう(*'▽')