ズレてて面白雑多な研究記録

『振り回されない生き方』について好き放題考える

【他人に意識向きすぎでは?】気楽に人生を楽しみたい人のためのモチベーションの上げ方

f:id:nukoshogun:20191014012137j:plain

「他人に認められたい!評価されたい!」という動機で何かに取り組むより、「自分はこうなりたい!よりよいものを作りたい!」という動機の方が、努力も続くしモチベーションも保ちやすいようです。

この2つの言葉の違い、あなたには分かりますか?


今回は『気楽な生き方に変えたい・人生を楽しみたい人のためのモチベーションの上げ方』について書いていきます。心理学やビジネス書をもとに、気楽に生きるためのヒントについて考察してみます。


「誰かに評価されたい、認められたい!」という思いで頑張りすぎてしまう人、頑張りすぎて疲れてしまった人は良かったら読んでみて下さい。

何かをすれば誰かに評価されることは避けられないと思いますが、そういったものに振り回されて自分の大切な時間を無駄にしてしまうのは勿体ないですよね?



【客観性より主体性】心理実験から見えた、主体的に動くことの効能

f:id:nukoshogun:20191014012137j:plain

冒頭で書いた「他人に認められたい!評価されたい!」「自分はこうなりたい!よりよいものを作りたい!」の違い、分かりましたか?前者は客観的な目的で、後者は主体的な目的です。


実は主体的な目的を持つことで客観的な目的よりもモチベーションが継続して上がりやすくなり、ストレスも溜まりにくいという研究結果が出ています。ストレスが溜まりにくいということは、それだけ気楽に生きやすいとも言えます。

その研究は心理学者のルース・バトラーという人の実験です。その実験は以下のようなものです。

中学生たちをAチームとBチームの2つに分けてテストをしてもらう。

Aチーム:「他の学生と比較して評価する」と伝えた
Bチーム:「あなたの成績の上がり具合を基準にして評価する」と伝えた

実験の結果、何度かテストを繰り返すうちにBチームの学生の方が成績の伸びが大きく、テストが楽しかったという声も多かった


ちなみにBチームの学生たちはテスト前、「頭を鍛えたい」「問題解決能力を高めたい」などと意気込んでいたそうです。

そしてこの実験結果から、『主体的目的を持ったほうが努力しやすく、ストレスが溜まりにくい』ということがうかがえます。

【他人より自分を意識】心理実験から見えた、仕事や勉強で他人と競争することの危険性

f:id:nukoshogun:20191006174904j:plain

承認欲求や競争意識が高いと、どうしても他人を意識してしまいます。しかし他人を意識して他人と競争するより、自分自身と競争したほうがモチベーションが上がりやすいかもしれません。

それは、『エイムズの実験』というもので示唆されています。それは以下のようなものです。

被験者である男の子に2人1組になって課題を解いてもらう。そして課題を解き終えるたびに2人の成績が発表される。その際、

Aチームの子たちには「成績が良かった方にご褒美をあげる」と伝える。
Bチームの子たちには「勝ち負けは無くて、2人にご褒美をあげる」と伝える。

その結果、自分の成績を振り返る際にAチームの子たちは『自身の能力や運』と結び付けた子が多く、Bチームの子たちは『自分の努力』と結び付けた子が多かった。

つまり自分との競争は意欲を生みやすいのですが、他人との競争の場合、結果によっては「自分ができる人間だ」という過信や「自分はできない人間だ」という諦めを生みやすくなるということです。


確かに「他人に評価されたい!」という客観的目的を持ち他人との競争意識を感じることで仕事や勉強などのやる気は上昇する場合もあります。

しかし客観的な評価というものは自分ではコントロールできません。もし仕事や勉強が自分の思うように評価されない場合、客観的目的や競争を意識しすぎている人は自身の素質を責める傾向があるため急激にやる気が下がり、努力を止めてしまう可能性があると考えられます。

例えば仕事の例だと、「自分が色々頑張っているのに誰にも評価されない」という気持ちが強くなると、急に仕事をしなくなる人が発生することも考えられます。


そう考えると、他人との比較だけでなく『過去の自分との比較』という意識をもつことも重要なのではないでしょうか?

より気楽に人生を楽しむには、自己分析や自己肯定感が重要!

f:id:nukoshogun:20190916223244j:plain

こうして考えると、気楽な生き方に変えるには他人からの評価や競争だけを意識するのではなく、自己分析しながら努力を重ね、以前の自分と比べて成長を感じられたら自己肯定を心がけることも大事なのではないかと自分は考えます。


仕事面で他人の評価を意識しすぎると『過剰サービス』を引き起こし、あなたの職場に問題を引き起こす恐れがあります。

業務改善・オフィスコミュニケーション改善士でもあり、『職場の問題地図』の著者でもある沢渡あまね氏は、過剰サービスをしてしまうと同じ職場の他の人にも同レベルのサービスを求めることになり長時間残業の原因になると本書内で解説しています。


一方で過去の自分と比較し、「以前と比べてこの点が成長できた!やった!」「以前と比べてあの点はあまり成長がないかも。どうすればいいかな?」と自分を肯定したり自己分析に意識が向けば成長へのモチベーションが上がり、生産性向上にもつながるのではないでしょうか?

外資系の大手コンサル会社マッキンゼーの元人事マネージャーであり『生産性』の著者でもある伊賀泰代氏も、「成長するとは、生産性があがること」と本書内で力説しています。


「誰かに評価されたい、認められたい!」という思いで頑張りすぎてしまう人は、自分自身の成長を意識すればもう少し気楽になれると思います。最後に、Twitterで素敵なツイートを見つけたので貼っておきます。


参考記事【生産性やモチベーションにも影響】承認欲求の塊が引き起こす衝撃的悲劇 - 天ゆる~天下一ゆるいライフハックを研究するブログ~

この記事の参考文献