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【飲み会する時間があるなら働け!】心理学の研究で判明した、飲み会よりも効果的な仕事のモチベーションアップ方法

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結構前から『飲みにケーション』という言葉が現れ、「職場内のまとまりを良くする」という考えのもと飲み会を開く方も多いのではないでしょうか?

しかし僕の中にはある疑問が残ります。

「飲み会で職場内の結束ってホントに高まるの?」


今回は『飲み会よりも効果的な仕事のモチベーションアップ方法』について心理学的に考察します。

とある心理学の研究から判明したのが、『実は飲み会・懇親会をするのは、バラバラな絆を深めるには逆効果』という可能性です(;'∀')


「職場内でバラバラの方向を向いている人たちの結束を固めるにはどうしたら良いのか?」という悩んでいる方は良かったら読んでみて下さい。

飲み会よりも意外と身近に、そのヒントはありますよ(*'▽')

また「本当は会社の飲み会なんて行きたくない!」という方も読んでみて下さい。飲み会を断る理由に使えるかもしれません(笑)



【心理学の研究で判明!】飲み会より効果的な仕事のモチベーションアップ方法とは?

社会心理学者のムザファーシェリフ氏らにより実施された『泥棒洞窟実験』という心理実験の中身は実に面白いものです。

少年らを2グループに分けて、キャンプ場で共同生活をさせる。彼らは最初、自分達以外にもう1つチームがあることを知らされておらず、生活が始まって1週間後にお互いの存在を知らされる。

その後、野球や綱引きなどの競技を賞品をかけて行った。その結果、相手チームを敵視し罵倒するようになった。なので次の2つのパターンで仲を良くすることを試みた。

パターンA:一緒に食事や花火や映画鑑賞などをする。
逆効果で、むしろ対立が激しくなった。

パターンB:飲料水タンクの修理やぬかるみにはまったトラックの救出などの共同作業をする。
小競り合いが少なくなり、交流の機会が圧倒的に増えた。さらにその後の調査で、相手チームの少年らを友人と思う割合が10%未満から約30%に増加した。

その心理実験から、『交流会よりも協力が困難な課題に協力して立ち向かうほうが信頼関係を築きやすい』ということが示唆されました。

泥棒洞窟実験は集団間の対立に関する分析が目的で行われたものですが、会社内でも意見の違いによる『派閥間の争い』のようなものがあるし、個人間の対立にも当てはまるのではないでしょうか?


つまり、『飲み会よりも仕事上の課題に協力して立ち向かう方が、社員達の信頼関係を深まる』ということが考えられます(*'▽')

「社員間の繋がりを強めたいなら、誰も参加したがらない交流会を開くよりも課題を明確にして協力できる体制を整えろ」ということが言えるのではないでしょうか?

【人間関係での悩みは問題なし!】30代理系会社員が飲み会を半年以上スルーし続けた結果

ただでさえ飲み会の出席率が低い僕ですが、この泥棒洞窟の実験の話を読んでみて、半年ほど飲み会を欠席してその分仕事に打ち込んでみることにしました。

結果として、特に人間関係のトラブルはありません。変わらず上司や同僚と働いています(僕自身が組織の方々に恵まれている、というのも多少はあるかもしれませんが)。


参加しない代わりにもう1つ、自分が意識するようにしたのは『自分から仕事上の課題を、小さくても良いから打ち上げてみること』でした。

日頃自分が気付いた課題を打ち上げ、どうすべきかを提案してみる。

そのために飲み会の時間を仕事関連の勉強の時間にあて、今まで以上に仕事に打ち込むことで周囲の方と協力する機会が増え、結果として人間関係のトラブルに合うどころか交流の機会が増えて良い方向に進んでいると思います(*'▽')


「そもそも会社は多くの人と協力して問題解決に取り組む組織なんだから、飲み会よりも仕事で繋がりを深めるべきでしょ?」とすら僕は思いますがどうなのでしょう?

それでも飲み会ばかりしている職場は、環境を変えるしかない!?

先ほどの泥棒洞窟実験から考えると、もし今の職場でそりの合わない人が居る場合は無理に飲み会を企画・参加するよりも、課題に協力して取り組んだほうが人間関係は良好になると考えられます。

上司など周囲の方には飲み会よりも、困難な課題に協力する機会をセッティングしてもらったほうが良いですね(*'▽')


また実際にあるのか分かりませんが、仕事上の課題を明確にせず「親睦を深めよう」と言ってひたすら飲み会を開催する職場は終わってるかもしれません。

先ほどの泥棒洞窟実験を基準に考えてみると、飲み会ばかりではバラバラな社員達をまとめることは困難です。逆に対立を深める可能性だってあります。


もし可能であれば共通の課題を洗い出してみて、それも無理そうなら、簡単に言うと転職などして環境を変えたほうが良いかもしれません。

解決すべき問題に立ち向かわないような職場はどのみち終わってるし、あなた自身がその雰囲気に飲み込まれる危険すらあります。

参考記事【ブラックな職場という現代の魔界】「会社マジもう無理、行きたくない!」なのに逃げない仕組みを心理学的に考察 - ズレてて面白雑多な研究記録






この記事の参考文献