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【地道だけど無理なく影響力を高める方法】性格変わらず、職場の雰囲気壊さず、人間関係でも孤立はしない

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分析の部署に配属されたばかりの頃は、仕事の内容も職場の雰囲気も分からないので、当然発言力なんてなかった。でもひたすら仕事をこなし勉強していくうちに少しずつ議論出来るようになり、いつの間にか意見やアイデアを求められる事も少しずつ増えた。

・・・ずれた性格は相変わらずだけど。


今回は『地道だけど無理なく影響力を高める方法』について考えてみます。分析の部署に配属になり半年経ち、少しずつ意見やアイデアを上司から聞かれる場面も出てきた気がします。恐らく、性格は相変わらず癖があるものの信頼は得られたのだと思います。

この記事では心理学の実験も交えて、無理なく地道に職場での影響力を高める方法について考察してみようと思います。僕がやってきたこととは、心理学的に偶然あっていたようです


「同じ職場でしばらく働いているのに、人間関係や雰囲気がいつまでも変わらない」、「なかなか上司からの信頼が得られていない感じがする」という方は読んでみて下さい。

この記事の結論は、「好感度も必要なんじゃない、人間だもの」です。



【地道な行動で得る特異性信用】いきなり自己アピールは心理学的にNG

職場での人間関係や影響力に関することで、ノースカロライナ大学のアリソン・フラゲイル氏の面白い心理実験があります。

管理職の人たちに「部下にしてもらって嬉しいことは何か?」と聞いたところ以下のような答えが返ってきた。

・手伝いを申し出てくれる
・人脈を作ってきてくれる
・情報収集してくれる
・自分の評価を求めてくる

製造業、小売業、サービス業などを対象とした研究によると、上司に意見を出したり問題点を指摘すればするほど、その人が2年以内に昇給や昇進を受ける確率が低くなった

つまり、『影響力の無い人が意見やアイデアを出すと嫌われやすい』ということです。

マッキンゼーのような超エリート会社は例外かもしれませんが(あそこは誰もがアレコレ口を出すそう)、その場の主導権を握っている人たちは原則として、影響力の低い人の意見を求めていないからだそうです。「自分の意見はどんどん出せ!」とあれだけ言っておきながら?と個人的には思うのですが(;'∀')


そして自身の発言を受け入れてもらうために『特異性信用』が必要とのこと。特異性信用には、『ルールに従ってそのチームのために働き、目標の達成に貢献することによって得る信用』という定義があります。

その特異性信用を得るために必要な行動が、先の実験で挙がった『手伝いを申し出てくれる』や『情報収集してくれる』ということではないでしょうか?

主導権を握っている人の手伝いを申し出たりサポートに徹することで、特異性信用が高まり自分の意見も通りやすくなるのではと考えられますね(*'▽')


ちなみに【集団の救世主か悪魔か?】心理学から考察する、職場を改善し会社に変革を起こせる意外な性格 - 実に面白い雑多な研究記録という記事では『空気を読まないor読めない人が会社に変革を起こす可能性がある』ということを書きましたが、それの条件としては『一貫した意見』『意見以外で多数派と共通点があり、仲間意識があること』が必要になります。

このことから、『自分がどのような信念を持つかを周囲がまだ分かっておらず、特異性信用も低い段階では多数派に対して意見しても効果が低い』ということが考えられます。

【経験談】理系会社員が性格を変えず、職場の空気を乱さずに職場内で信用を得た方法

ここから僕の事例の話です。先ほどの特異性信用を得るために必要と考えられる行動と照らし合わせながら、自分が『いつの間にか信用を高めていった方法』について書いていこうと思います。

①手伝いを申し出る

僕の場合は分析業なので、たとえば「同じ分析装置使うので、この案件も一緒に測定しておきましょうか?」という感じです。手伝うという意識はあまり無かったですが、少しでも効率よく出来ることは積極的に試していました

②人脈を作ってくる

これは、自分が営業職ではないということもあり特に思い浮かばないです。色んな件で外部の分析機関や分析装置メーカーと打ち合わせをやったくらい?

③情報収集する

これが一番多いです。まず分析装置の仕組みや分析方法の原理の勉強から始まり、ある程度分析に慣れてからは最新の分析技術の情報収集のためにメーカーと打ち合わせたり学会へ足を運び、積極的に部署内に情報を展開していました。

情報を収集して頻繁に展開することで「この情報についてはコイツが詳しい。」という認識が広がり、信用上昇に繋がるのではないでしょうか?

④自分の評価を求めてくる

これに関しては、元々会社で定期的に自己評価をする機会があるため、自分からという意識は正直ありません。


以上、僕の場合は手伝いを申し出たり情報収集を積極的に行ったことで、職場内において特異性信用を得ることが出来ていたようです。

こんな感じで、自分の性格を無理して変えることなく地道にやるべき仕事をこなしていくことで、いつの間にか意見やアイデアを求められる事も少しずつ増えてきました。僕にとっては、『影響力が少し高まった瞬間』です(*'▽')

職場で色々上手くいかない時、地道な方法で周囲の好感度と影響力を高める試みをしてみてはいかがでしょう?


以上、「好感度も必要なんじゃない、人間だもの」というお話でした。

その他参考記事無理して性格なんて変えなくていい。空気が読めない(読まない)人ほど、変と言われる人ほど救世主になれるかもしれないから。

【集団の救世主か悪魔か?】心理学から考察する、職場を改善し会社に変革を起こせる意外な性格 - 実に面白い雑多な研究記録

この記事の参考文献