吾輩はぬこ将軍である。毎日少しでも読書するようにしている。積読を通して、ようやく読書の楽しさが分かってきた。
「読書を始めよう!」と意気込んでも、なかなか続かないって経験をした人は多いのではないだろうか?
恐らくそれは、『どんな時に読書に魅力を感じるか?』に気付いていないからかもしれない。
今回は『読書が楽しく好きになる瞬間』について書いていく。
「読書の楽しさが分からない」
「読書しても内容を忘れてしまったり、続かない」
そんな人たちの参考になれたら幸いである。
読書が楽しく、もっと好きになる2つの瞬間
「読書が楽しく、好きになる瞬間ってどんな時?」という問いに対して、吾輩は以下の2つの瞬間が思いつく。
本から新しい物事を発見し、楽しさを感じながら読み進めている時
ここは多くの人が分かっていることでもあると思う。読書していると、自分が知らなかった事実や知識・技術を発見することがある。
発見が頻繁に起こると読書がどんどん楽しくなり、ワクワクしながら本を読み進められる。
吾輩は主にビジネス本や自己啓発本を中心に読んでいる。新しいスキルや考え方を学び、気に入ったものは自分のものにしたいからである。
そして自分の興味が湧いたことに対しては、その時の気持ち(驚きや納得などの感情)をふせんに書き留めてページに貼る習慣をつけている。
その習慣をつけるようになったのは、『アイデアの科学』という本で「記憶に感情を紐づけておくと長期記憶に残りやすい」ということが書かれていたためである。
脳科学的な根拠に基づいた事実ということなので、とりあえず実践している。
さらに『アウトプット大全』という本で、「紙に書くなどの手を動かすことで脳が活性化され、記憶に残りやすい」という事実も発見した。
なので、付箋に書くことでも記憶に残りやすいと考えている。
このように、読書の習慣をつけると新しい事実を発見できるチャンスが増える。それだけでも読書が楽しく好きになるし、本に書かれていたことを実践すれば日常が変わる可能性もある!
『紙に書くことで脳が活性化する』ということについては以下の記事でも書いているので、良かったら参考にしてほしい。
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【カギは脳にあり!?】読めばあなたも始めたくなる、紙に書くことで良い効果が生まれる理由 - ぬこ将軍のひとり冒険の書
とある本から発見した事実と類似または対照的な事実を他の本で発見した時
「似たようなことなら、発見しても嬉しくないのでは?」と感じる人もいるかもしれないが、それは違うと考えている。
とある本から仕入れた情報と似たような事なので確かに新しい発見ではない。しかしそれは、「そういえば、あの本でも似たようなことが書かれていたな!」と気付くことができ、前に読んだ本の復習になる。
さらに今読んでいる本と前に読んだ本を比較して、「他に類似点や異なる点はないか?」といったように、比較しながら読書ができると楽しくなる。
多くの本で似たような事が書かれているならそれだけ信頼性が高い事実と言えるし、異なることが書かれているならその事実に対しては諸説あるということなので、それはそれで面白い。
沢山読書するほど、「あ!そういえば!」と以前読んだ本のことを思い出す機会は多くなると思う。
復習できたり比較できるようになると、読書は更に楽しく好きになってくる。
他に『読破した瞬間』も達成感を感じられていいが、「読書が楽しく、好きになる瞬間ってどんな時?」の問いに対する答えとしてまとめると以下の2つである。
- 本から新しい物事を発見し、楽しさを感じながら読み進めている時
- 今読んでいる本と以前読んだ本との比較・復習をしている時
読書の習慣をつけるなら、少しでも興味を持った本を読んでみる
読書の習慣をつけたいなら、どんな本でも良いので少しでも興味を持っている本を読んでみるのが良いと考えている。
最初に読んだ本から新しい情報をどんどん取り入れ、読み終わったら同じジャンルの本か少しジャンルが違う本を読んでみる。
その時に前に読んだ本と似ている点や異なる点を探してみると、いつの間にか読書にハマっているだろう。
読書を沢山すると自分の頭の中の引き出しが増え、自分自身がレベルアップする気がしてならない。
今までの日常や自分を変える手っ取り早い方法は読書の習慣をつけることだと吾輩は考えている。
この記事に登場した本(管理人おすすめ!)
・アイデアの科学
『アイデアの科学』に関する記事:【アイデアの科学の書評】アイデアを出す仕事が『苦手』から『楽しい』に気持ちが変わる本 - ぬこ将軍のひとり冒険の書
・アウトプット大全
『アウトプット大全』に関する記事:【記憶力に年齢関係なし!】アウトプットすれば記憶力は取り戻せるfromアウトプット大全 - ぬこ将軍のひとり冒険の書