ゼロからの業務効率化ノート

30代未経験から始まったノーコード&Pythonチャレンジ

【手短にレビュー】スキマ時間で生成AIのことをざっくり勉強したい時にオススメの本


ぬこ将軍です🐈
暇な時間に本を読んでいたらいつの間にか引き込まれて、時間が経つのを忘れて読み切った。という経験はありますか?


今回は「生成AIで世界はこう変わる」という本を簡単手短に紹介します。
ここ最近世間を賑わせている生成AIですが、「気にはなるけどそもそも生成AIってなんなのさ?」と思っている方が、生成AIのことをざっくり把握するのにオススメの1冊です。

暇つぶしにサクサク読める面白い本を探している人にはぜひお薦めしたい一冊を紹介します。


「生成AIで世界はこう変わる」の概要とレビュー

基本情報
書籍名:生成AIで世界はこう変わる
出版年:2024年
著者:今井翔太
出版社:SBクリエイティブ株式会社

この本のページ数は240ページ程度で、生成AIの概要から始まり、そこから技術的な基礎・生成AIが与える社会への影響・生成AIを用いた創作・生成AIと人類の未来についてを広く簡潔に書かれています。

自分は生成AIの技術について気になっていたのでその部分を主に読んでいましたが、生成AIに関しての技術に興味がある方は本書の第2章を読んでみることで基礎的な部分を把握できますし、その後の勉強の良いきっかけになるのでオススメです。
基礎的な部分を簡潔に書かれているのでそれだけでは完全な理解とはなりませんが、更なる探求のきっかけとしては良いのではないでしょうか。

また昨今よく議論されている「生成AIでの創作に価値があるのか?」について著者の考えが述べられているのですが、これは自分が考えていたことと似ていて共感できました。
AIで色々生成は出来るけど現状は人間が手を加えるし、手を加える際には各個人の思いが入っているはずなので、生成AIを使うものの人間による創作になると自分も考えます。

それ以外の部分でも著者の考察が書かれていたり、著者が所属している研究室の教授との特別対談が収録されていたりするので、そこも読んで生成AIに対する自分の考えを整理したり未来にワクワクするのも面白いのではと思います。

「生成AIで世界はこう変わる」を読むべき人

生成AIについてまだ勉強したことがないけど気になっている方にはぜひお薦めしたいです!
生成AIの基本的な技術や社会への影響など、生成AIに関して話題のトピックを広く簡潔に書かれているので、まずは生成AIについてざっくり把握してそこから深掘りをしてみたいという時にオススメの本です!
一方で、生成AIについてある程度勉強していて普段から使いこなしているという方にとってはあまり新鮮な情報がなくイマイチに感じるかもしれません。

なので、

  • 生成AIってどういうものなの?
  • 生成AIに仕事が奪わてしまうのは本当?
  • AIと人の将来はどうなるの?

ということを普段ぼんやりと感じている方にとっては良い刺激になる1冊だと私は思います。